大丈夫か?


ボクは、経済・金融のことはあまり詳しくありませんが、ここ連日のこのような新聞記事を前にして、日本経済の先行きが非常に不安です。

未熟な知識でボクなりに分析してみました。

「米国にサブプライムローン問題(住宅ローン焦付き)の発生」
 
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「住宅ローン証券の価格・評価が下がる」

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「他の証券や金融商品の評価・価格も連鎖的に下がる」

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「値下がりしたもしくは値下がりしそうな金融資産をたくさん持っている金融機関(特に米国の銀行や証券会社)の信用収縮が起きる」

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「米国企業などが「運転資金を銀行などから借りられなくなるのでは?」と不安になる」

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「その不安を解消するために、ブッシュさんやFRBが、市場にお金が潤沢に回るように金利を下げ始める」

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「金利が下がったドルの魅力が少なくなり、ドル売り(円買い・ユーロ買い)が加速し、円高(ユーロ高)ドル安になっていく」

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「最近の日本経済を支えていた輸出産業(米国の消費に頼っている部分が大きい)が円高の影響で業績が悪化していく(同時に日本企業の株は売られて、日経平均株価は下落していく)」

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「日本企業は設備投資を抑えたり、工場を建てるのをやめたり、従業員の給料を減らしたりして、何とか業績を維持しようとする」

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「給料が減った日本国民は、買い物を減らすとかしないとやっていけなくなる、外食もしなくなる、消費がどんどん減っていく」

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「物が売れなくなり、作ってもあまるようになる」

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「日本経済全体が落ち込み、国民がみんな元気がなくなる」

乏しい知識で書かせていただきました、だいたいこんな感じで合ってると思いますが・・・・・(間違ってたらゴメンナサイ)

どこまでもこの“負のスパイラル”は続いてしまうのでしょうか?とても不安ですよね。

どこかで誰かが“ビシッ!”っと断ち切らなくてはなりません!

さあ政治家の皆さん、いよいよ出番ですよ!!

日銀総裁人事を政党の思惑でおかしくするのはやめましょう!ただでさえこんな金融不安が起こっている時期なのですから!

世界が見てますよ!